2017-05-31 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
今まで、普通のこういう試算というのは、投資効果というのは、研究成果から派生するイノベーション効果を全く考慮に入れなかったんです。考慮に入れたら四十五兆円という大きな数字になっているわけです。 これをぜひやらないといけないんですが、文科省が今主導でやっている。彼らは、よく理解するんです、役所の立場は。科学技術コミュニティーを大事にしたい。
今まで、普通のこういう試算というのは、投資効果というのは、研究成果から派生するイノベーション効果を全く考慮に入れなかったんです。考慮に入れたら四十五兆円という大きな数字になっているわけです。 これをぜひやらないといけないんですが、文科省が今主導でやっている。彼らは、よく理解するんです、役所の立場は。科学技術コミュニティーを大事にしたい。
その下に、日本生産性本部の試算というのが書いてありますけれども、ILC建設で誘発されるイノベーション効果は三十年間で約四十五兆円ということで、まさにこれこそ成長戦略のこれからの中心となるべき話でもあるのではないかと思っています。
それと同じように、マイケル・ポーターが、先進国市場での環境規制の水準が厳しくなることは長期的にはイノベーション効果を促進するというような指摘をしております。 正にそうだと思うんですが、いま一度お話をさせていただきたいんですが、今後、環境規制ますます厳しくなる、当然そう思います。これは規制でなくて、むしろそれを要するにある意味ではチャンスとしてとらえていただきたいなと、企業は。